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読書日記50

三浦瑠麗『日本の分断:私たちの民主主義の未来について』文春新書 (2021)

つづきを読み進めた。

https://labo-dokusyo-fukurou.net/2024/04/04/%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e6%97%a5%e8%a8%9847/

後半はポピュリズムについてアメリカと日本の比較が行われた。

結論としては、アメリカは「どんな政策なのか」よりも、「誰が打ち出した政策なのか」に揺さぶられることが言及されていた。

それに対し日本ではその傾向がない。それはコロナ禍で露呈した。

困窮世代に30万円給付することには支持者からも反対が多く、一律10万円給付に関しては支持者からの賛成を多く得た。

この事例からは、今の自民党にはトランプ大統領のようなポピュリズム的性質が弱いと言える。

三浦氏は様々なデータを提示したあとに、支持されるかどうかは、価値観の組み合わせをいかに把握するかが分かれ目とした。

また、若者は外交安保に対する価値観においては、上の世代と比較するとややリベラルの傾向があると三浦氏はデータで示した。

三浦氏は、社会的価値観はどのようにして変わるのか、という問いに対して政治関係のデータを引っ張り出して演繹的に分析をしているように僕は感じる。

しかし新書は文字数に制限がある。

それ故に、文章としてはやや根拠に欠け、結論に急いでいるように感じる。

社会的価値の変容を本質的に

公開日2022-01-21

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