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山口真由『「ふつうの家族」にさようなら』KADOKAWA    (2021) 読了

山口真由『「ふつうの家族」にさようなら』KADOKAWA (2021)

この本の存在が気になり、つい買ってしまった。

山口氏の本はこれまで2冊読んだ。

7回読み勉強法が有名だ。

大事なポイントはやはり「法整備がテクノロジーに追いついていない」だと思われる。

さらに、LGBTQやマイノリティの問題も重なる。

今、結婚というものが振り子のように揺らいでいる。

テクノロジーのおかげで女性同士でも子供をもうけることができるようになったことによって、また別の問題が生じる。

僕は民法714条の話が印象的だ。

日本的な伝統である「家」という概念と、アメリカの「個人主義」の差異について勉強になった。

アメリカの国民性は歴史によるものもあるのだと思う。

アメリカは日本と比べて歴史が浅い国だ。

なぜ個人主義なのか。

これから歴史を作っていくんだ、という意志のようなものがあるのだとも思う。

もとは英国の人が移住したのだから、ヨーロッパの血も流れている。

アメリカも非常に特殊な国だなと改めて思う。

このなかで、安易にアメリカの概念を輸入するのは日本に混乱を招くだけだと思う反面、それでは国際社会に取り残される。

またいろいろと考えさせられる本であった。

つづく

公開日2022/1/6

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関連図書

山口真由『リベラルという病』新潮新書(2017年)

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