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読書日記117

              埴谷雄高『死霊 Ⅰ』講談社文芸文庫 (2003)

   

埴谷雄高『死霊』講談社学芸文庫(2003年)を読む。

精神分析家が好みそうな、心理小説と呼ばれるもので、著者は「妄想実験」と呼んでいる。

僕もその妄想に付き合ってみたい。

僕は、この小説が至る本で登場していることから、前々から気になっていた。

池田晶子氏との獄中対話、そして『戦後文学を読む』にも言及されていた。

本から本への連鎖に僕は身を任せてみたい。

つづく

公開日2022-02-11

  

補足:この小説のテーマのひとつでもある「自同律の不快」という埴谷雄高の言葉は有名である。

池田晶子はエッセイのなかで何回か書いていたが、自分の中に起こる矛盾(肉体における欲と、それを嫌悪する理性のようなものだと思われる。しかしそう単純でもなく、やはりこの小説を読まなければその領域にはいけないように思う。

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