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読書日記119

            池田晶子『考える日々 全編』毎日新聞出版 (2014)

  

つづきを読み進めた。

https://labo-dokusyo-fukurou.net/2024/04/11/%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e6%97%a5%e8%a8%98118/

     

印象に残ったことを書き残す。

僕は「汚職について」というエッセイがとても鋭い点をついていると感じた。

   

例えば、学校の先生や警官が女性問題で逮捕されたとする。

日常茶飯事だ。

「あってはならない」

と上の人間は言う。

ここで池田氏が突っ込む。

   

あってはならないという発言には、「ある」ということを「知っているから」出てくる言葉であると。

もっともだ。

会社員が同様の事件を起こしても「あってはならない」とは言われない。

ここに肩書き社会の構造が垣間見える。

僕の頭ではまだ難しいことは分からない。

   

ただ、肩書きが虚構のようなものであることはなんとなく感じる。

個人の事件には肩書きもなにも関係ない。個人の事件は「その人」の問題であって、肩書きの問題ではない。何かズレや勘違いを思わせる。

つづく

公開日2022-02-12

補足:最近の岸田政権における裏金問題に対する批判の大半は「嫉妬」だということである。怒りの裏に嫉妬はつきものである。つまり大衆も同じ穴のむじなであって、彼らはそれを自覚していない時点で論外ということである。

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