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読書日記125

            プラトン『プロタゴラス』岩波文庫 (1988)

  

プラトン『プロタゴラス』岩波文庫を読む。

徳は人に教えることができるかどうか、というテーマについて延々と議論がつづく。

85ページほど読み進めたが、プロタゴラスが闘争心丸出しになり、それを察したソクラテスは一度ストップする。というところまで読み進める。

これを読めば読むほど、僕は「知っているつもり」になっていることが、実は山ほどあるのではないか、という気になって仕方がない。

ソクラテスの議論の進め方は、パイドロスやゴルギアスを読む限り、同じように見える。

反論したい事柄に対して、矛盾に導くまで、延々と確実に言えることを「yes」「そうだ」と、相手に何度も同意させて最後にとどめをさす。

  

知っているつもり、無知の知。

僕はいろいろと不安になってしまった。

つづく

公開日2022-02-14

 

補足:今思うと、ソクラテスはかなり意地が悪いように思う。ソクラテスは反論できる材料を沢山持っている。

矛盾に導くやり方をソクラテスは知っている。何が誤りなのかをソクラテスは知っている。

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