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読書日記137

       ヴォルテール『哲学書簡』光文社古典新訳文庫((2017年)

  

ヴォルテール『哲学書簡』光文社古典新訳文庫((2017年)を読む。

今日はメルカリの売れ行きが好調だ。

有隣堂にて、奮発して3冊買う。

  

種痘について書かれている。

天然痘のワクチン(牛痘法)ができる前に既に存在していた。

サーカシア人が美貌を保つために、赤ん坊に種痘を施していたと書かれている。

そして見事に成功していた。

ネットで調べても出てこない。

読書をすることでちょっとした豆知識が手に入る。

これはボーナスみたいなものだ。

  

ヴォルテールはパスカル『パンセ』をものすごい勢いで批判している。

神は存在するかどうか、いわゆる「パスカルの賭け」はほとんど役に立たないと暗に批判している。

ギャンブルでは困る、証明しろといったように。

僕からすれば、ある種のルサンチマンにもみえる。

  

しかしヴォルテールは難しいことをわかりやすく書いてくれるので読みやすい。

僕は、ヴォルテールは嫌いではない。

つづく

補足:本屋に行けば、『ライプニッツのデカルト批判(上下二巻)』という本もある。

平成生まれです。障がい者福祉関係で仕事をしながら読書を毎日しています。コメントやお問い合わせなど、お気軽にどうぞ。

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