読書日記155
ここは小さな読書ブログですが、ページをめくるたびに世界の見え方が変わる瞬間を残しています。

つづきを読み進めた。
気付けば話は統計学に切り替わっていた。
そして、僕は去年の院試を思い出した。
標準偏差、分散、相関係数。
基本はさらっと勉強したつもりではあるものの、話がどんどんアカデミックに進んでいく。難しい。
社会物理学の項目でいよいよ読書が疲れた。
数学が嫌いな人にとってこの本は苦行でしかない。
裏を返せば、やはり確率に関する知識はそのまま統計学の知識となる。
統計学は何故高校で必須にしないのだろう。
僕は率直に思う。
資本主義は金融市場に支配され、金融市場は統計学に支配されている。
つづく
公開日2022-03-09
読書ブログを通じて浮かび上がる小さな思索の断片を、これからも綴っていきたいと思います。
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