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読書日記163

        松岡正剛『理科の教室』角川ソフィア文庫 (2018)

  

松岡正剛『理科の教室 千夜千冊エディション』を読む。

冒頭は『ロウソクの科学』から始まる。

『ロウソクの科学』は晩年のファラデーによるクリスマス講義が収録されている。

松岡氏がこれほどに感嘆できる本はないと断言するくらいに素晴らしい本であるとのこと。

岩波文庫が置いてある本屋さんであれば置いてある。

読んでみたいと思った。

  

様々な種類のロウソクを使い、聴衆の前でファラデー氏が実際に実験する。

そんな講義が何回もつづく。

最終的に、実験で示したことが人間の呼吸と同じプロセスであることを示すのだという。

ロウソクの科学の存在は知っていた。

ただ、岩波文庫はよほどのエネルギーがないと読み倒せないのでどうしても躊躇してしまう。

ただ、この本を読んでやはり読んでみたいと思うようになる。

  

僕はそもそも、もともと大学では化学を専攻していた。

そのくせにロウソクについてなにも知らない。

ちょっと恥ずかしい。

ファラデー定数はギリギリ覚えている。

改めて、昔嫌々勉強していたことを後悔してしまう。

あの頃はまあ関心がなかったのだから仕方がないのだけれども。

大人になってから異常に好奇心が湧くのは何故だろう。

否。

良い本が沢山あるからに違いない。

  

出版社には感謝しかない。

つづく

公開日2022-03-10

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