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読書日記171

         柄谷行人『柄谷行人書評集』読書人 (2017)

   

柄谷行人は、ポストモダン以降の芸術は国家と資本の下にあると述べる。

つまり、経済的価値を備えた芸術作品には必然的に芸術的価値も備わる。

その例として、経営難に陥った美術館は作品を売ることによって資金を得ることが挙げられる。

人にもよるが、現代アーティストはその状況にたいしては肯定的である。

つまり、自分の作品が高額になることを歓迎し、経済的価値が先行することを否定しない。

これはどういうことなのだろうか。

  

書評集であるので事細かに語られるわけではないので、細かいことは読者の解釈に委ねられる。

芸術もネオリベ化してしまったというのだろうか。

いや、それは何かしっくりこない。

ひとまず今日も芸術に関する書物を読み漁る。

つづく

公開日2022-03-13

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