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読書日記174

       松岡正剛『宇宙と素粒子』角川ソフィア文庫 (2020)

  

松岡正剛『宇宙と素粒子 千夜千冊エディション』を読む。

熱力学に関する情報が沢山詰まっている。

また、熱力学は宇宙を説明する際に重要な位置を占めているように見える。

そして、世はフラクタル構造の様相を呈するこの地球において、ミクロ的な現象は宇宙の諸法則によっても説明され得る。

  

散逸構造、ベナール対流、自己組織化理論、ゲージ理論等。

松岡氏の逸脱した能力はこれらに限らず、あらゆる領域を横断し貪り読んだ果てに獲得した編集的思考力にある。

自己組織化理論はビジネスに応用できるので、この編集的思考力によってビジネス上の問題をアナロジー的に分析することによってその課題をクリアする。

こういう仕事を若い頃からやっているみたいであるので、やはりその研ぎ澄まされた精神に畏敬の念を感じざるを得ない。

僕は今のところこの分野においては、松岡氏を超える天才を知らない。

つづく

公開日2022-03-13

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