閉じる

読書日記241

サビーネ・ホッセンフェルダー『数学に魅せられて、科学を見失う』みすず書房 (2021)

 

サビーネ・ホッセンフェルダー『数学に魅せられて、科学を見失う』のつづきを読む。

https://labo-dokusyo-fukurou.net/2024/04/18/%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e6%97%a5%e8%a8%98179/

  

本書のなかで物理学者ワインバーグ氏は、量子力学は人間の直感に反するものだとして受け入れがたいとのべている。

著者は理論を俯瞰的に見る理論、すなわち理論のための理論が必要であると指摘する。

そのため、心理学者や哲学者との対話が必要であるとする。

  

重力波の観測は数年前にニュースになったものの、その後の新しいニュースは聞かない。

勿論、素人には分からないレベルでの進歩はあるのかもしれない。

ところが、本書を読むと行き詰まりの様子しか伝わってこないのである。

いくかの理論は存在している。

  

しかし、それは実験によって確証されていない。

観測設備の拡張や研究費が足りていない。

時代は物理学を必要としていないのだろうか。

この本を読むと、量子コンピュータの実用化は無理なのでは、という気がしてくる。

つづく

公開日2022-04-02

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。必須項目には印がついています *

© 2024 ラボ読書梟 | WordPress テーマ: CrestaProject の Annina Free