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読書日記259

     潮匡人『日本人として読んでおきたい保守の名著』PHP新書 (2011)

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日記

潮匡人『日本人として読んでおきたい保守の名著』のつづきを読む。

https://labo-dokusyo-fukurou.net/2024/04/27/%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e6%97%a5%e8%a8%98253/

  

今日はチェスタトン『正統とは何か』の項目を読む。

彼は、歴史的に人間を正気に保つことができたのは神秘主義によると述べた。

また、狂人とは理性を失った人間のことをいうのではなく、理性以外のあらゆる物を失った人間のことであるとも述べた。

当時、日本のインテリ層は彼の著書を読んでいた。

また、評価もしていた。

  

彼の思想が日本の政治にどう影響を与えたのかまでは書かれていないが、西洋の神秘主義について理解することは容易ではないことを鑑みれば、それほど影響を与えたとは想像しがたい。

また、西部邁氏はチェスタントをバークの末裔と位置付け、しかしながら日本では理解されていないと指摘した。

  

読めば読むほど新しい思想や人物を僕は発見する。

知的好奇心は高まる。

つづく

公開日2022-04-06

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