ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)

読書日記285

    杉山大志『「脱炭素」は嘘だらけ』産経新聞出版(2021年)

■株式会社産経新聞出版

公式HP:http://www.sankei-books.co.jp/m5_corporate/profile.html

公式X(旧 Twitter):https://twitter.com/SankeiBooks1?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

日記

杉山大志『「脱炭素」は嘘だらけ』産経新聞出版(2021年)を読む。

キャノングローバル戦略研究所研究主幹の人物が書いた本となっている。

HPで確認したところ、専門分野は環境・エネルギー政策と書いてあった。

100ページまでにハッキリした内容を端的言えば、以下の通りであった。

・太陽光エネルギー利用の拡張はコストが高くつく

・火力発電は停電のリスクを軽減させる

・原子力を停止させるのは大きな損失

別の本においても、太陽光発電の拡張には送電や設備の整備に膨大なコストがかかると書かれていた。

本書においても、それに加え、火力発電から太陽光に置き換えていくと災害が起きた際に停電のリスクが以前より高まるとされる。

また、賛否が分かれるが、原子力を再稼働させることは経済的に大きなメリットがあるとされる。

著者は再稼働に肯定的であった。

また、著者は地球温暖化問題をひとつの「イデオロギー」として捉えている。

ヨーロッパ諸国を中心とした先進国の「キャンペーン」なるもので、そこには政治的な戦略が隠れていると著者は批判的である。また、民主主義を理想としない中国がそれに「乗る」理由を探っていく著者の姿勢を見る限り、かなり挑戦的な本でもある。

つづく

公開日2022-04-13

次へ 投稿

前へ 投稿

返信する

© 2024 ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)

テーマの著者 Anders Norén