閉じる

読書日記379

仲正昌樹『<日本の思想>講義:ネット時代に、丸山眞男を熟読する』作品社 (2012年)

■株式会社作品社

公式HP:https://sakuhinsha.com/

公式X(旧 Twitter):https://twitter.com/sakuhinsha?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

日記

仲昌正樹『<日本の思想>講義 : ネット時代に、丸山眞男を熟読する』のつづきを読む。

https://labo-dokusyo-fukurou.net/2024/05/09/%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e6%97%a5%e8%a8%98378/

  

講義第一回を読み終える。

本居宣長は日本の古典を丹念に読み解き、「やまとごころ」の思想にたどり着く。

丸山眞男は、本居宣長の描いた日本思想史は無構造であるとみなした。

西欧ではスピノザ⇒カント⇒ヘーゲル⇒マルクスのように、哲学者が過去の哲学に影響を受け、思想がある程度継承され構造化されている。

無構造というのはつまり、西欧と比べると日本には長い歴史の間で思想的な継承が希薄であるということになる。

仲正氏によれば、丸山眞男はそうした日本の無構造性を「構造化」することに注力した。

ところが、丸山眞男の論文は資料に基づいた論証に欠けていることから、しっかりと咀嚼することが大事であると仲正氏は述べる。

歴史を学ぶだけでは日本人の歴史的な心理的変化を見極めることは難しい。

だからこそ、歴史に加え思想も学ぶことに意味はあると個人的には考えている。

つづく

公開日2022-05-10

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。必須項目には印がついています *

© 2024 ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) | WordPress テーマ: CrestaProject の Annina Free