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仲正昌樹『FOOL on the SNSーセンセイハ憂鬱デアル』読了

仲正昌樹『FOOL on the SNS ーセンセイハ憂鬱デアルー』明月堂書店 (2017年)

■株式会社明月堂書店

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日記

つづきを読み終えた。

https://labo-dokusyo-fukurou.net/2024/05/08/%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e6%97%a5%e8%a8%98371/

  

内容としては、誹謗中傷とのやりとりがメインであった。

タイトルはまさにその心情を表しているものと察する。

本書は2017年に出版されたものである。

2020年代はまだ始まったばかりだが、ふりかえれば誹謗中傷の時代でもあった。

某恋愛バラエティーの出演者自殺問題や、池袋暴走事件被害者に対する中傷問題等、うんざりするほど中傷の事件が発生した。

仲正氏は多数の本を出している。

それゆえに、本の内容の一部を引っ張って的外れな批判をしたり、人格に対する攻撃をする人がAmazon等に現れた。

その悲惨なやりとりは読んでいて気持ちは良くなかったが、批判の仕方について学べる本でもあった。

ソーカル事件に関しても触れられていた。

事件の内容はwikipediaに載っているので割愛。

橘氏が『読まなくてもいい本の読書案内』においてこの件に触れていた。

ドゥルーズ=ガタリの「リゾーム」はパラダイムによって幕を閉じた、といった具合に、まるで彼らの著書が「不用品」であるかのように批判していたことに私は内心腹を立て、記事にしたが、実際私もソーカル事件について詳しく知らなかったことを今日反省した。

無知の自分が情けない。

わかったつもりは危険。

知的好奇心が満たされると陥りやすい罠だ。

常に謙虚でいたい。

つづく

公開日2022/5/6

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