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読書日記467

       プラトン『法律 (上) 』岩波文庫 (1993年)

■株式会社岩波書店

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日記

引き続き第六巻のつづきをまとめていきたい。

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340項以降については、まず国防に関することが語られる。

前回の記事で、プラトンは審議会の人数を360名に設定したことを書いた。

国防は24時間体制でなければならない。

プラトンは、この360名を30×12のグループに分け、1ヶ月交代で30人ずつ国防に従事させることを提唱する。

次に都市、地方の管理体制について語られる。

プラトンは宮主、神官、都市保安官、市場保安官等の役職を提示する。

任命期間や年齢制限等、細かい話は割愛する。

都市保安官は都市機能の維持につとめ、市場保安官は国の経済的な管理を行う。

また、国防は将軍、騎兵隊長等の軍隊が担う。

本書を読む限り、プラトンは刑事事件に該当する類いの裁判は隊長らが行うと主張している。(P347)

補足を参照したところ、裁判官は法律に特段詳しくない市民が行っていたようである。

そのことは『ソクラテスの弁明』を読めば分かるとのこと。(翻訳者より)

次にプラトンは地方保安官について語る。

2年間の在職期間中においては、共同で食事を取ること、またその食事は質素であることを推奨する。

公への奉仕を最優先させ、熱心に仕事にいそしむべきであると主張した。

都市保安官は最上位の階級から選ばれるべしとし、市場保安官については最上位と、二番目に上の階級からそれぞれ任命するべしとした。

以上、350項まで主に公務に関することが述べられた。

細かい数字や細かい罰則等に関しては、『法律』の全てを読み終えてからでないと真の意味が見えてこないと判断し、割愛することにした。

次回は教育について語られていく。

つづく

公開日2022-06-05

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