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読書日記680

ヴィクトール・E・フランクル『絶望から希望を導くために -ロゴセラピーの思想と実践』青土社(2015)

■株式会社青土社

公式HP:http://www.seidosha.co.jp/

公式X(旧 Twitter):https://twitter.com/seidosha?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

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メモ

ロゴセラピー3つの柱

・意志の自由

・意味への意志

・人生の意味

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日記

心理療法への関心は、個人的に認知行動療法を受けたことが大きい。

また、心理学が哲学から派生した学問であるという衝撃でもあった。

加えて、なぜバカみたいに毎日本を読みつづけているのかというと、それは言葉の力で人生におけるあらゆる壁に立ち向かえるのではないかと考えているからである。

そのあたりは言うまでもなく、池田晶子氏の影響が大きい。

・・・

生物ー心理ー社会

往々にして、主にこの3つの要素から精神病について説明がなされる。

しかしながら、フランクルは強制収容所において、3つとも最悪の条件のなか生存を果たす。

この3つはあくまで「モデル」としてあるだけであって、それを越えるなにかが存在する。それがロゴセラピーの機動力になっているのではないか。

池田晶子氏は、言葉は命というが、このご時世そのフレーズに力はない。

強制収容所で自殺した女性のポケットに紙が入っていて、そこには極限状況を生き抜くための励ましの言葉が書かれていた。

しかし無念にも、その言葉は彼女を生かさなかった。

それでも本書を読んで思うのは、希望を作り出すのは環境ではなく言葉であるということ。

そもそも人は言語なしに何を生み出せるというのだろうか。

言葉に価値がないのではなく、言葉を軽視することに価値がないのである。

しばらく自分は言葉の力をひたすら考えつづける。

公開日2022/9/17


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