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つづきをよみすすめた。
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日記
執行草舟氏の言う言葉に全面的に同意することはできないが、本書から得られるものは多い。
新しい知識を本書から吸収するのではなく、新しい視点を増やす。
そういうスタンスで読むのがしっくりくる。
・・・
前回では、執行草舟氏の相対主義的なものの見方を確認した。
絶対的な真理があるという考えは教条主義だと話していた。
今日は、執行草舟氏が「言葉とは自我だ」と話していた。
この点はあまり納得がいかないものであった。
・・・
これはよく言われることであるが、昭和は体罰が当たり前の時代であった。
教室では、問題を間違えばその場で叩かれる。
先生とは怖い存在で、今はがらりと変わってしまったと執行草舟氏は話す。
これが「自己家畜化」と接続されていく。
科学的な根拠が少しずつであるが明らかになってきている。
今日、生徒も先生も法律や規範によってがんじがらめになっている。
行き過ぎているように見えるハラスメント問題も「自己家畜化」と無縁であるとは思えない。
執行草舟氏は文明と家畜化の関係について淡々と話していた。
とはいえ、これが良いことなのか悪いことなのかを考えるのはそこまで重要ではないと思う。
大事な点は洞察力を磨き、本質を見定めることである。
言葉が自我であるという主張について少し考えたいところである。
公開日2022/10/14