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読書日記764

           林達夫『林達夫評論集』岩波文庫(1982)

■株式会社岩波書店

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つづきをよみすすめた。

https://labo-dokusyo-fukurou.net/2024/06/09/%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e6%97%a5%e8%a8%98720/

  

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日記

最近は横文字が多いという声をよく聞く。

結論から言えば、五十年前と変わらないように思うのである。

本書をよく読めばなんとなくそう思えてならない。

・・・

85項には新しい造語、アメリカニズムに対する林達夫の言及がみられる。

このことを除いても、本書は逆に現代に生きる自分でもわからないカタカナが少なくない。

(例えばレッド・ヒステリア)

本書は約五十年前に書かれているわけであるから、このことは普遍的だと思えるのである。

勿論、一概には言えない。

横文字が多いことに対してはいろいろな考えがあるかもしれないが、端的に人が本を読まず、勉強もあまりしないことへの裏返しにしか思えてこないのである。

従って、私の場合「横文字が多い」と発言する人間は本をほとんど読まず、勉強もあまりしていないと判断する。

そういう考えもあっていいのではないだろうか。

公開日2022/10/20

平成生まれです。障がい者福祉関係で仕事をしながら読書を毎日しています。コメントやお問い合わせなど、お気軽にどうぞ。

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