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読書日記1228

        小林秀雄『小林秀雄対話集』講談社文芸文庫 (2005)

■株式会社講談社

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その他数冊

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日記

夜の読書はやはり頭に入らない気がしてきた。

金曜日は尚更だなと感じた。

『ヴェトナム (上) 』は240項ほどまで読み進んだ。

読んで思ったことがある。『善と悪のパラドックス』では、自己家畜化によって人間の暴力性が弱まっていることについて触れられていた。

https://labo-dokusyo-fukurou.net/2024/04/09/%e3%83%aa%e3%83%81%e3%83%a3%e3%83%bc%e3%83%89%e3%83%bb%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%ac%e3%83%a0%e3%80%8e%e5%96%84%e3%81%a8%e6%82%aa%e3%81%ae%e3%83%91%e3%83%a9%e3%83%89%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b9/

しかしどうだろう。今日もブログに書けないほどの残酷な描写で網羅されていた。

以下はそんな状況をみたズオン・ヴァン・マイの感想である。

“人々は信じられないほど情報を与えられていない。まるで井戸の底にすわらされ、見上げても、空の一片しか目に入らないような状況だった。共産主義者は、人間を支配するための非常に多くの手管を持っている。” P236 (『ヴェトナム (上) 』)

ヴェトナム戦争からまだ100年すら経っていない。

思うに、自己家畜化もまだまだ仮説に過ぎない。

本は常に批判的に読まなければならないことを再認識。

無論、この本の内容についてもまた別に考察しなければならない。

・・・

忙しかったのでもう少しだけ書いて寝たい。

今日はBOOK・OFFの価格が上がってきていることを実感。

単語本110円コーナーはおそらく消えた。まだ残っている店舗もあるかもしれないが、ほぼほぼ消え失せた。

いまや390円以下コーナーである。

強気の値段設定も増えた。

哲学書が好きなので人文系を主に立ち読みしに行くが、社会思想系は高すぎる。

ほぼ新品なら買おうかなと思うときもあるが、明らかに汚れていて定価の80%の本を誰が買うというのだろうか。

また、最近では入り口にあるのはブランド物の中古品がメインで、基本的に本は入り口から遠い位置にあることが多い。

BOOK・OFFも本離れが進んでいる。

あまり良い兆候とは思えない。

つづく

公開日2023/12/15

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