皆川博子『天涯図書館』講談社(2023)
ジャック・ロンドン『マーティン・イーデン』白水社(2022)
高山宏『トランスレーティッド ―高山 宏の解題新書―』青土社(2019)
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■株式会社講談社
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■株式会社白水社
公式HP:https://www.hakusuisha.co.jp/
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■株式会社青土社
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日記
朝、何気なく、自分が過去に書いた様々な本の感想(読書日記)を読んでいた。
2023年の力の入れ具合は半端なかったと記憶しているので、今よりも深く読み込んでいるように感じた。
たった一年でも、経てばある程度忘れていくということを痛感。その点において、やはり読書日記を書き残していくことは精神の軌跡、記録として重要に思えた。
また、マーティン・イーデンは一日に19時間仕事をこなしていたと書いてあったが、そんなことをすれば絶対に早死にすると思いながら、ジャック・ロンドンの無謀っぷり、太すぎる人生に思いをはせる一日であった。
・・・
『天涯図書館』
本書のなかでフェルナンド・パエス『書物の破壊の歴史』について書かれている。
そして最後は書籍のデジタル化について言及されている。
装丁のセンス、製本技術などが引き継がれていかなくなると書かれてあった。
読書は本の手触りが欠かせない。それは自分もそう考えている。
デジタル化といえど、さすがに紙の書籍が駆逐されるとは思わないが、ツイッターを見ていると安価で、すぐに紙のほうに移行しそうな本ばかりが売れているように感じ、ちょっとだけ不安を覚える一日であった。
つづく