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日記
つづきを読み進めた。
今日読んだ内容としては、このブログでも書いたような、過剰とも言える電車の正確さや、渋谷スクランブル交差点に見られる日本特有の現象についてであった。
著者によれば、渋谷スクランブルで行き交う人々は、外国人から見れば驚くべき光景であるとのこと。その為、渋谷スクランブル交差点が観光地化しているというものであった。
それが確かなものかは知らないが、コロナ前は確かに渋谷スクランブル交差点には外国人が多かった印象がある。
問題は、何故驚くべき光景なのか、である。
おそらくこういう意見が出てくる。
「日本人は和を尊重するので、規則に従うことが他国より優れている」と。
これはコロナ禍で日本人がほぼ全員マスクを強制されずにしっかり着用できた、という事実が根拠になるだろう。
都心の犯罪件数も他国と比べるとおそらく低い。ゆえに治安が良いことと秩序があることになる。これは間違いない。
問題は何故そうなっているのか、である。
著者は就活における、企業が求める人材の歴史的変化や寿命の観点から説明する。
優秀な人材の条件はコミュニケーション能力の高さにシフトしているが、著者によれば昔はそれほどではなかったという。
また、寿命の上昇は国民の健康に対する意識の向上にもよるかもしれないが、喫煙所が淘汰されつつあるように、国から「管理」されている側面もあると述べる。
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今、発達障害という言葉がかなり浸透している。
それは過剰な「コミュニケーション能力至上主義」によるものであるという見方を、私は肯定する。
著者によれば仕事の質というものが変化しているので、今発達障害とレッテルを貼られる人は昭和の時代であれば通用していたという。
「70歳以上でも活躍できるような社会」
これはプロパガンダに近いだろう。
サービス業界の異常なサービスはこのブログで昔いろいろと記事にした。
自分と同じような物の見方をしている人もいることを確認することができたように思う。
つづく
公開日2022-05-12