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読書日記290

      亀山郁夫『人生百年の教養』講談社新書 (2022)

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日記

亀山郁夫『人生百年の教養』講談社新書(2022年)を読む。

著者はドストエフスキー等を研究したロシア文学者である。

『罪と罰』を読み終えたときに、著者は正直でいることについて考えさせられたという。

個人的な話では、本日公務員試験の面接があった。

面接は奇妙な場所だ。

建前と本音。

自分が本当に何をやりたいのか逆に知っている人がいたらそれは恐ろしい。

志望動機はそういう意味では真になり得ない。

であるので、「何をやりたいですか?」よりも、

「何ができますか?」を質問してほしい。

そのほうが現実的ではないか。

アメリカの映画を観ているとつい思う。

「何ができる?」「何を勉強した?」と質問しているイメージがほとんどで、「何をやりたい?」はあまり聞かない。(あくまで主観)

意欲を探っているのかもしれないが、「たまたま受かったから」働いている公務員などいくらでもいる。

「生活のためだけ」に働いていると公言する公務員の知り合いもいる。

うんざりだ。

そして、僕は不器用だと悟る。

なるべくなら嘘をつきたくない。

饒舌になりきれない。

「緊張しないで、普段の貴方を見せて下さい」と言いながら、明らかに形式的で機械的な面接にもうんざりだ。

自然でない環境のなかで自然でいられるほうが「不自然」ではないか。

「職場では何をしたいですか?」と聞く企業があれば、おそらく能力主義は浸透しきっていない。

安堵するべきか、否か。

ゆっくり本を読んで穏やかに過ごしたいと思う日々である。

いよいよ本格的に、私は社会に不適応な存在だと認識する。

つづく

公開日2022-04-15

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