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読書日記386

   中沢彰吾『東大卒貧困ワーカー』新潮新書 (2017年)

■株式会社新潮社

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日記

鎌田正明『東大卒貧困ワーカー』新潮新書 (2017年) を読む。

BOOK・OFFでささっと立ち読みし、ルポルタージュであることから興味があり購入。

内容としては筆者の個人的な体験談というものであった。

とりあえず100ページ弱読む。

筆者はもともとアナウンサーをやっており、親の介護をするために退職。

以降は「貧困ワーカー」として、日雇いや派遣社員として働くことになる。

読みながらひとつ単純なことに気がついた。

晩婚化は介護離職のリスクを生む。

40歳前後で子供をもうけるとなると、子供が30歳になりバリバリ働くようになると親が70歳になる。認知症等のリスクのある年齢だ。

前の職場においても、親の介護で退職した人がいた。

介護離職者に関する統計データを見てみた。

日本生命のデータを拝見したが、1993年から2015年にかけて増加傾向にある。

少子化、高齢化、介護離職の増加。

塵も積もれば山となる。

盛者必衰という諺があったが、日本もその道を辿るのだろうか。

つづく

公開日2022-05-11

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