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読書日記427

       セルバンテス『ドン・キホーテ』岩波文庫 (2001)

■株式会社岩波書店

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日記

セルバンテス『ドン・キホーテ』のつづきをよむ。

https://labo-dokusyo-fukurou.net/2024/05/13/%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e6%97%a5%e8%a8%98425/

   

ドン・キホーテはサンチョと食事の話をしながら、昔について語る。

因みに、セルバンテスはデカルトが若かった頃に亡くなっている (17世紀前半) ので、近代に突入した時期に生きていたと言える。

昔は全てにおいて平和だったとドン・キホーテは語る。

このことについては歴史学的な知見が必要になるが、あらゆるものが「共有」されていたと語る。

恐らく、それは贈与で成り立つ生活かもしれないし、貨幣のない空間である。

個人的に、強欲の源泉は貨幣にあると踏んでいる。

貨幣が人を狂わせたという見方は正しくはないかもしれないが、今日のアナキストは度々貨幣の弊害を強調する上、権力と貨幣が繋がることで、革命の動機にもなってきたはずだ。

古典は現代を説明し、未来をも示す。

あらゆるヒントは古典にある。

そう感じる。

つづく

公開日2022/5/23

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